全工程の作業時間はおおよそ60分〜90分です。
ヒビの状態や個数により、作業時間が延長になる場合がございます。
準備
フロントガラスをクリーニングをします。
確認作業
ルーペを使ってヒビをよく確認します。
肉眼で見えにくい隠れたヒビがないか、不純物の混入がないかよく見極めます。
雨水が入っていたりする場合は、水抜きに時間がかかるため、作業時間を延長する場合があります。
ドリルド
専用ドリルでガラスに穴開けをします。
これがレジンを注入するための通路になります。
掘りすぎは厳禁ですので、必要最低限にとどめています。
ついでに衝撃でもろくなった部位も取り除いていきます。
歯医者さんが虫歯で傷んだ部分を削る作業に似ています。
機材のセット
数種類のレジン(接着剤)から気候、ヒビの形状から最適な粘度のレジンを選択し、機材にセットします。
真空引き ➔ レジンの圧入
機材のバキューム力で、ヒビの中の空気を吸い出し、真空状態にします。
完全に空気が抜けたらレジンを圧入していきます。
圧入中にヒビが広がらないように、慎重に圧力を微調整していきます。
レジンの硬化
ヒビの中にレジンが完全に入った事を確認して、強力なUVランプでレジンを硬化させます。
その後、傷口を仕上げ専用のレジンで埋めてUVランプで完全硬化させます。
仕上げ
完全に硬化したら不要な量のレジンをガラスと平らになるように削ります。
最後にコンパウンドで研磨をして、しっかり透明度を出したら作業完了です。